近いコンセプトの記事は既にshellさんやenotsさんが投稿をされていますが、本シリーズでは少々具体的に個々の手順の紹介を交えながら説明をしていきたいと思います。
本シリーズで紹介する中級解法では、スクエア1を①成形 ②CO ③EO ④CP ⑤EP の5ステップに分けて揃えていきます。ステップの分け方自体は一般的な初級解法と同様ですが、中級解法では①~⑤の各ステップを基本的に1look(EPのみやむを得ない場合は2look)で処理していくことを目標とします。
本シリーズのコンテンツは以下の通りです。
- CO - UD面色の固定
- CP - CP手順全種類 + CP時ペア保存
- EO - EO手順全種類
- 成形その1- 短手数の成形
- EPその1 - EP 2look処理に必要なEP手順
- 成形その2 - 汎用性の高い成形
- EPその2 - 簡単なEP手順
- 成形その3 - 長手数成形を処理するための考え方
- EPその3 - 補完的なEP手順
- 種々の先読み
基本的には以上の順番で記事を読んで習得するとよいと思いますが、個々人の好みで順序を変えても構いません。ただし、1. のCO時点でのUD面色の固定だけは先に読んでください(後のパートに影響するので)。
個々のパートとは別に、ソルブ全体に関する私からのアドバイスとしては、
- スラッシュ回転ではなるべくR2とR'2を交互に使うように指づかいの練習をする
- ネジの締め具合を定期的に調整する
- 潤滑剤をこまめにさす
くらいでしょうか。どれもつまるところtpsに関わる内容です。スクエア1は3×3などと比較してソルブ内容の工夫の余地が少ないため、どうしてもtpsがものを言います。個々の手順の指づかいに関してはYouTubeで"square-1 finger tricks"などと検索すると良い動画が見つかるかもしれません。
それでは、各記事を読んでスクエア1の練習をしてみてください。この記事で1人でもスクエアer(?)が増えれば嬉しい限りです。
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