2020年5月3日日曜日

お散歩日帰り旅行記 三浦・三崎編

 2月某日、河津桜を見に三浦に行くことにしました。

 一般的な桜の見ごろは関東周辺だと例年4月上旬あたりですが、河津桜は早咲きの桜で2月中旬から下旬に見ごろを迎えます。河津桜の本場はその名前のルーツでもある伊豆半島南東の河津町ですが、東京近辺では神奈川県の三浦海岸周辺も河津桜の名所として有名です。東京から1時間半くらいで気軽に出かけられます。
 

 東京都の品川駅からスタート。京急線に乗って三浦海岸駅へ向かいます。
 今回は京急で発売されているみさきまぐろきっぷを使って出かけることにしました。
 
みさきまぐろきっぷ

 三崎口駅までの往復切符+三浦市内バス乗り放題・三浦市内のまぐろグルメ食事券・三浦市内のレジャー施設利用券がセットになった切符です。

品川駅
11:28
(京急線)
三浦海岸駅
12:30

 出発遅くない?当時大学院生の私は生活リズムが完全に崩壊しており、早起きして各地へ赴くなど到底無理な話でした。皆さんはこうならないように。
 まあ、三浦は昼前に思い立ってから行っても十分楽しめるスポットだということで。(雑なまとめ)


 駅を降りると、さっそく桜が満開になって咲いていました。


きれいですね~ ちょうど見ごろという感じの時期に来ることができました。写真には写っていませんが、駅前には屋台が出ていて、三浦の名産品などを売っていました。毎年河津桜の時期に合わせて三浦海岸桜まつりというお祭りをするようです。


 駅前から歩いて海岸のほうへ。
道中にいた猫


 2月なので人もおらず長閑な風景が広がっていましたが、夏は海水浴客で賑わうのでしょうか?天気が良かったのでしばらく海を眺めていました。

三浦海岸
住所 神奈川県三浦市南下浦町
アクセス 京急線三浦海岸駅から徒歩3分
営業日・時間 -
webページ


 続いて桜祭りのメイン会場でもある小松ヶ池公園方面へ。





道中、京急線の線路に沿ってたくさんの河津桜が植えられており、壮観という感じ。河津桜は開花時期が菜の花と重なっており、一緒に植えられていることが多いようです。ピンクと黄色のコントラストが綺麗ですね。

 メイン会場の小松ヶ池公園では屋台がたくさんでており、いかにもお祭りという雰囲気でした。まあ特に何も買いませんでしたが…


小松ヶ池公園
住所神奈川県三浦市南下浦町上宮田
アクセス 京急線三浦海岸駅から徒歩18分
営業日・時間 -
webページ


 小松ヶ池公園から歩いて三崎口駅へ。そこからバスに乗って城ヶ島へ向かいました。
よく見ると三崎マグロ駅に改称されている三崎口駅。京急は駅名看板で遊びがち。

三崎口駅バス停
14:59
(京急バス)
城ヶ島バス停
15:27

 バスは20分に1本くらいはあるようなので、困ることはないでしょう。
 で、バスを降りて城ヶ島灯台へ。
灯台の近くにいた猫。漁港のある街とあって人慣れした猫が多いんでしょうか。

 城ヶ島灯台(じょうがしまとうだい)とは、神奈川県南東部、三浦半島南端沖に浮かぶ城ヶ島西端の長津呂崎にある灯台。標高約 30 m の崖上に建ち、相模灘を照らす。周辺は太平洋を望む景勝地で、海岸の磯は観光客で賑う。日本で5番目に点灯した西洋式灯台で、現在の灯台は2代目のもの。
  城ヶ島には江戸時代より烽火(のろし)台が設置され、灯台としての役割を果たしていた。幕末を迎え鎖国が解かれると浦賀水道の出入路に近いことから西洋式灯台の建設地に選ばれ、明治3年に初点灯。その後関東地震で倒壊するが再建され、白色円筒形の現在の姿となった。
  過去には灯台博物館も設置されていたが、昭和40年代に廃館となった。普段は内部に入ることはできないが、イベント開催時など、稀に内部公開されることがある。付近一帯は城ヶ島灯台公園として整備されている。
  2001年発表された、トロと休日のロケ地として知られている。
(全部wikipediaからコピペ)



眺めのいいところです。特に天気のいい日には富士山や伊豆大島も見えるんだとか。

 日が傾いてきました。岩礁と太平洋と夕暮れの景色を眺めていたいところでしたが、もたもたしていると時間がなくなってしまうので先を急ぎます。

城ヶ島灯台
住所神奈川県三浦市三崎町城ヶ島
アクセス 京急バス城ヶ島バス停から徒歩3分
営業日・時間 -
webページ


 城ヶ島灯台公園の奥にある城ヶ島京急ホテルの温泉に日帰り入浴しました。みさきまぐろきっぷについてるレジャー券をここで使えます。

 温泉は室内と露天が1つずつあり、露天風呂は太平洋を眺めながら入浴できる大変景色の良いところでした。
 平日ということもありこの時間の利用客は私ともう1名だけ。その1名も途中で帰られたのでその後は私が温泉を独占していました。ホテルや旅館の内湯の日帰り入浴はこれがいいんだよな。

城ヶ島京急ホテル
住所神奈川県三浦市三崎町城ヶ島693
アクセス 京急バス城ヶ島バス停から徒歩5分
営業日・時間 日帰り入浴
11:00~18:00
webページ

 温泉を上がったら、城ヶ島バス停に戻ってバスに乗り今度は城ヶ島の東側へ。
城ヶ島バス停
16:52
(京急バス)
白秋碑前バス停
16:55


 バス停から歩いて城ヶ島公園に入り、脇道に入って馬の背洞門へ行きました。
途中階段が天然物になっているところがあります。足元注意。
馬の背洞門



 馬の背洞門は海の波によって岩場が侵食されてできたアーチ状の地形。現在は海面よりも高いところにあり、侵食によってできたとはどういうことかと思ってしまいますが、これは1923年の関東大震災によってこの一帯の地形が1mほど隆起したためで、震災前は馬の背洞門は海の中にあったそうです(参考リンク)。大地の力って感じ。

馬の背洞門
住所神奈川県三浦市三崎町城ヶ島
アクセス 京急バス白秋碑前バス停から徒歩15分
営業日・時間 -
webページ


 来た道を戻り、今度は城ヶ島西端の安房埼灯台(あわさきとうだい)へ。
途中から険しい岩場ですが、灯台までの電気系統が収納されていると思われるコンクリート固めの帯のようなものがあり、これを道代わりにして進んでいきます。




 安房埼灯台の名はここから東京湾を挟んで安房の国を見渡せることに由来しているそう。
 灯台がingressのポータルになっていたので、敵チームのレゾネータを破壊して自分所有のポータルにしておいたのですが、2時間後くらいに見たら取り返されていました。もう日も暮れていたと思うのですが… なんで?

安房埼灯台
住所神奈川県三浦市三崎町城ヶ島
アクセス 京急バス白秋碑前バス停から徒歩20分
営業日・時間 -
webページ
google mapの表示が”旧”安房埼灯台となっているので不思議に思い調べてみたところ、どうやら老朽化に伴い建て替えをするようです。建て替え前の勇姿を収めた写真となりました。


 日が暮れかかってきたので灯台の下からは退散してバス停へ。
ピンボケしていますが、城ヶ島大橋。白秋碑前バス停付近より。

 寒い。完全に湯冷めしました。皆さんはこんなことにならないように早めに家を出発して余裕を持った観光をしてくださいね(泣)。

白秋碑前バス停
18:31
(京急バス)
三崎港バス停
18:41


 で、夜飯。三崎港バス停近くにある庄和丸というお店で食べました。みさきまぐろきっぷについているまぐろグルメ用チケットを渡すと専用メニューが食べられます。
左上がまぐろのお刺身、右上はまぐろの竜田揚げです。まぐろ美味そうですね。
庄和丸
住所神奈川県三浦市三崎5丁目2−1
アクセス 京急バス三崎港バス停から徒歩1分
営業日・時間 水曜日定休
10:30~17:00
webページ
お店のwebページを見たら営業時間が17:00までになっていましたが、本当でしょうか?私あきらかに17:00よりも遅くに入店しているのですが…
 コロナの時期にこの記事を書いているので臨時の時間表示になっているだけかもしれないです。



 まぐろを食べ終わったらバスと電車を乗り継いでぼちぼち帰りました。
三崎口駅にいた猫。しばらく見ていると、地域の人達に可愛がられているようでした。

 帰りも三浦海岸駅でいったん降りて、桜を見ていきました。ライトアップされています。夜桜です。



 三浦海岸駅20:10ごろの電車で帰りました。
 以上。

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