2020年5月4日月曜日

お散歩日帰り旅行記 日原鍾乳洞編

 2月某日、奥多摩の日原(にっぱら)鍾乳洞へ行ってきました。

 金曜日の10:30ごろに新宿駅をスタート。平日に行くのがミソです(後述)。中央線、青梅線を乗り継ぎ奥多摩駅へ向かいます。

新宿駅
10:37
(中央線・青梅線)
奥多摩駅
12:12

奥多摩駅
奥多摩駅は登山の拠点としても機能しているようで、駅に登山届の提出箱が設置してありました。登山シーズンは混むんでしょうね。
 駅からバスに乗り換えて日原鍾乳洞へ。バスは駅前の道路を挟んで向かい側のバス停から発車します。バスの行き先表示は「鍾乳洞」です。

奥多摩駅バス停
12:30
(西東京バス)
鍾乳洞バス停
13:01

 ところで、このバスが通る日原鍾乳洞付近の道はかなり狭く、それでいて休日は行楽客で混雑するため、休日ダイヤの場合はこのバスは鍾乳洞バス停の一つ手前の東日原バス停までしか行きません。
 東日原バス停から日原鍾乳洞までは徒歩25分かかります。歩けない距離ではないですがちょっと堪えますね。冒頭で平日に行くのがミソと書いたのにはこういったわけがありました。まあそれを抜きにしても観光地はやはり空いているほうがいいので、可能なら平日に行ったほうがいいというのはありますが。


 終点の鍾乳洞バス停に到着したら、そこから徒歩で日原鍾乳洞へ向かいます。バスを降りるとき、運転手さんに帰りのバスは14:45発だと教えて頂きました。親切。

日原鍾乳洞
住所東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
アクセス 西東京バス鍾乳洞バス停から徒歩8分
営業日・時間 年末年始休業
4~11月 8:00~17:00
12~3月 8:30~16:30
webページ






日原鍾乳洞は関東最大級の鍾乳洞で、総延長は1270m。観光所要時間は公式HPでは40分程度とされています。
 鍾乳洞内は季節に関係なく11℃くらいの気温が維持されているようです。洞窟の特徴ですね。私が行ったときは時期的に外との寒暖差が際立って感じられることはありませんでしたが、夏は避暑地として持ってこいなのではないでしょうか?(大混雑かもしれませんが…)
 





ダンジョン感があって楽しい。洞窟の規模感は写真では伝えきれないので、ぜひ実際に行ってみてほしいです。
 前日が雨だったので、時々天井から水滴が落ちてきており、地面も濡れていました。できれば晴れの日が数日続いた後に行った方がいいかもしれません。雨の日は多分やめておいたほうが良い。

 日原鍾乳洞は旧洞と新洞があり、順路通りにたどっていくと最初は旧洞を通ります。旧洞には鍾乳石はあまり見当たらなかったような覚えがあります。取ってしまったんでしょうか?
 最奥部の色んな色にライトアップされている場所は広さも相まってフォトジェニックですね。

 続いて新洞の方へ。



 新洞の方に行くと急階段が多いので注意。というかこれ、体力無かったら普通に危険だったかも?若いうちに来ておいてよかった。
 新洞側ではたくさんの鍾乳石を見ることができます。触れないように金網で保護されています。うわさで聞いたのですが鍾乳石って盗まれてしまうらしいですね。看板にも書いてありますが鍾乳石は1cm伸びるのに150年かかるそうですから、一度取られてしまったらおしまいです。





 鍾乳石は石灰岩に含まれる炭酸カルシウムが酸性の雨水によって少しずつ溶かされ、水滴が滴り落ちるときに再析出して成長していきます。炭酸カルシウムというと、水垢の成分と同じです。例えが非常に悪いですが、あれがものすごく成長したイメージでしょうか。
 天井から氷柱のように垂れ下がっているのをつらら石、水滴が落ちた場所に山のようにできる鍾乳石を石筍、つらら石と石筍がつながったものを石柱というそうです。石柱なんて何年かけて出来たんでしょうね?

 金網は自分の目で見るときは気になりませんが、写真を撮るときは邪魔ですね。結局自分の目で見るのが一番です。ぜひ見に行って(念押し)。


 結局1時間くらい中にいました。とても楽しかったです(小学生並の感想)。
 当然ですが洞内ではスマホは圏外になるので、バッテリーの減りに注意。機内モードにしておいた方がいいかも?
 昼飯は鍾乳洞の近くの売店で食べて、14:45のバスで奥多摩駅へ戻りました。

鍾乳洞バス停
14:45
(西東京バス)
奥多摩駅バス停
15:16

 奥多摩駅の近くにつり橋と河原があったので、寄り道してみました。


これは紛れもなく多摩川の上流です。下流のほうでは東京都と神奈川県の境目になっているデカい川ですが、上流はこんな感じなんですね。
 ここは新緑や紅葉の時期に来るとまた風景が違って綺麗なようです。また来てみたいところ。駅近ですから来るのは簡単でしょう。

氷川渓谷
住所東京都西多摩郡奥多摩町氷川181
アクセス JR青梅線奥多摩駅から徒歩3分
営業日・時間 -


 最後は駅から多摩川沿いに下流の方向へしばらく歩いたところにある温泉へ。
温泉は室内と露天が1つずつだったと思います(うろ覚え)。露天風呂は周りを木に囲まれていて、自然の中の温泉という感じでした。
奥多摩温泉 もえぎの湯
住所東京都西多摩郡奥多摩町氷川119−1
アクセス JR青梅線奥多摩駅から徒歩10分
営業日・時間 年末年始休業
4~11月 10:00~20:00
12~3月 10:00~19:00
webページ

 18:30くらいの電車に乗って帰りました。

 都心からのアクセスもよく、気軽に自然の風景を見に来ることができるのでぜひ。

0 件のコメント:

コメントを投稿